<Melodyne> |
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(VST、DX ではなく、スタンドアローンでのみ動作するソフトです。) |
以前に、AKAI の「DecaBuddy」 というハーモナイザーを紹介しましたが、 こちらは、もっと高度なオーディオ編集のできるソフトで、その扱いやすさや クォリティの高さには驚かされます。 Melodyne Studio Edition \138,000 Melodyne Cre8 \65,000 Hookup デモ版 「オーバービュー」 Melodyne 全景 メイン・ウインドウの各トラックにオーディオ素材を読み込み、編集ウインドウで作業します。 主な機能は、モノフォニックのオーディオ素材の、ピッチ変換・ストレッチ・タイムシフト・ フォルマント、などです。 「タイムストレッチ ・ ニュアンスの調整」 まずは、オーディオ素材のストレッチです。
ネタは例によって使い回しで、「DecaBuddy」の時の後半部分です。 ・オリジナル 著作権上の問題で、ピアノが入ってます。 ・ストレッチ 音を伸ばすと最後のビブラートが、気持ち悪くなったので・・・ ・ニュアンス調整 これでどうだ! 「ハーモナイズ」 これは DecaBuddy のように、半自動的に行うことは出来ません。 各トラックに同一の素材を貼り付け、それぞれ手動でピッチを整えていきます。 といっても、各ノートをマウスでドラッグするだけなので、いたって簡単です。 各トラックを個別に聴くと、不自然な部分もありますが、ヤッツケ仕事なんでお許しを。 ・Tr.1 ・Tr.2 ・Tr.3 ・Tr.4 ・Tr.5 ・出来あがり ここで行ったのはピッチ変換の他に、タイムシフト・ストレッチ、フォルマントです。 すべての操作は、ツールを選択しノート部分をドラッグすることで行えます。 ピッチ曲線やフォルマントをもう少し入念に調整すれば、もっと良くなります、念のため。 どうでしょうか。高価なだけのことはあると思います。 フル機能の “Studio Edition” は手が出ませんが、LE版にあたる “Cre8” なら、 残業多目にしてがんばれば買えそうです。 両者の違いは・・・ ********************************* Melodyne Studio Edition ライセンス:3台のマシーン トラック数:無制限(システムに依存) サンプルレート:最大 192kHz 解像度:24 /32 bit ステレオファイル:再生/編集 アンドゥ/リドゥ:マルチレベル(500回) Melodyne Cre8 ライセンス:1台のマシーン トラック数:8トラック サンプルレート:最大 48 kHz 解像度:16 bit ステレオファイル:再生のみ アンドゥ/リドゥ:シングル ********************************* となってます。 ほとんどの場合 Cre8 で充分、という気もします。 “アンドゥ/リドゥ:シングル” は、辛いですが、 こまめにセーブすることで対処できそうですね。 小ネタで紹介した「Auto Tune 3.0」($299.00)も気になるんですが、デモ版が無いもんで・・・。 価格的には円換算で \36,000 くらいですから、同程度に使えれば Auto Tune のほうが オススメかもしれません。 |
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