<SONAR 2.0 レビュー>
[まとめ]

これまで、中途半端ですが SONAR 2.0 を使ってきて、個人的に一番大きいのは、
“ドラム専用エディタ” の追加です。
ReWire 対応は、すべてのユーザーが恩恵にあずかれるものではありませんし、
DXi 2 も、メジャーバージョンアップの目玉の一つとしては、地味な存在です。
あとは、外部コントローラのサポート、オーディオデータ管理の向上、バグFIX ・・・
やっぱり、2.0 というよりは 1.5 ぐらいかなー、という気もするんですが、
現在、SONAR 1.x を使っている方の選択肢としては、
  • 2.0 にバージョンアップ
  • 次期バージョンアップを待つ
  • 乗り換える
といったところです。三番目は別として、今すぐバージョンアップするかどうか、
という選択になりますね。(優待販売は、9月30日まで)
次期バージョンアップは、早くて来年夏ごろでしょうか。
Cubase SX の売れ行きしだいでは、もうちょっと早まるかもしれません。
また、次期版では Cubase を睨んで、大幅な機能強化も考えられますので、
それまで待つのも賢明かもしれません。
(最初のころからは、随分トーンダウンしてますが;)
しかし、一つ一つの改良点・追加機能を合わせると、作業効率のアップにつながる事は
間違いありませんので、それが優待価格に見合うものかどうかが、判断の分れ目ですね。
(そんな事言ってる私は、Cake 6.0 から SONAR への飛び級ユーザーです)

− 新規購入をお考えの方へ −
SONAR か Cubase か、或いは SOL か、はたまた Nuendo か ProTools か・・・
(Logicの、Windows版は無くなります。念の為)
ソフトを選ぶ上で、その機能や対応プラグイン ・ 価格なんかは大事な要素ですし、
ブランドイメージなんかも結構重要視されるみたいですね。
(SONAR は、あまりイメージ良くないとか・・・)
Nuendo と ProToolsは別格として、SONAR はこれらの要素ではっきり劣っているような
部分は無いように思います。
VST が使える事(一部制限あり)を考えると、むしろ SONAR に アドバンテージが
あるのではないでしょうか。
もう一つ、Windowsベースの音楽制作という面で、SONAR は圧倒的に使いやすい
MIDI・オーディオ統合シーケンサーソフトであるといえます。