<SONAR 2.0 レビュー>

エフェクト 2
<Revalver SE> (2.0 / 2.0XL)

ギターアンプ・シミュレーターです。プラグイン編に画像があります。
プリアンプ ・ パワーアンプ ・ エフェクト ・ スピーカーキャビネットの各モジュール
から構成されており、それぞれがいくつかのタイプから選ぶことができます。
エフェクトには、リバーブ ・ 9バンドイコライザー ・ オートワウ ・ トリムポットが
あり、もちろん複数のエフェクトを使うことも可能です。
(トリムポットとは、信号レベルの調整をするモジュールです)
上から下へ信号が流れることになりますので、各モジュールの配列は、
そのことを考慮する必要があります。
例えばプリセット・Rock-04では、イコライザーがプリアンプの下に一つあり、
スピーカーの下にもう一つ置いてあります。
スピーカーの下に置くということは、スピーカーからの音をマイクで拾い、
それにイコライザーを通すことを意味するのでしょうか。
確かにスピーカーには、マイクの位置を指定するパラメーターも用意されています。

では、音を聞いてみて下さい。
といった感じです。
SONAR標準は、ウーマントーンをイメージしてみたんですが、なかなかもモノです。
Revalver 1 は、かなり硬めの音になってしまいました。
Revalver 2 には、オートワウがかかってます。

どうでしょうか。好みにもよりますが、私的には “SONAR標準” が好きかなと・・・。
Revalver は、とにかく使い方が難しくて、間違いなく性能を出し切れてません。
元音の選択も、間違っているのかもしれませんが、柔らかい歪みがなかなか
上手く出せません。
しかし、オートワウを使ったリードなんかには、面白いと思います。

余談です・・・
SONAR標準に併用した TimeworksEQ ですが、これはやっぱりイイですよ。
今回、ウーマントーンということで、Hi 側 1400hz以上を完全にカットし、
Lowを持上げる、という使い方をしたんですが、これくらい極端な使い方を
すると、標準の FX EQ とはかなり差がでます。

RevalverSE は、DXi2 対応ということで、オートメーションが可能です。
オートメーション可能なパラメーターは、プリアンプのGain ・ Tone ・ Out、
EQの各バンド ・ Out 、 ReverbのDry/Wet です。
できればオートワウもオートメーションでコントロールしたかった・・・。