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MIDIトラックの OUT に、新規ドラムマップ → GS Drums (Basic Kit)を選び、ピアノロール (ドラムマップ)で表示したところです。 パーツの種類がかなり間引かれてますね。 このように、不要なドラムインストを(見かけ上) 隠すだけでも随分使い易くなりますが、今回は この 「STANDARD 1」のセット に GS音色 ELECTRONIC Kit 内の「Snare2」 を追加して みます。 |
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こちらは 「ドラムマップ・マネージャ」 です。 上部の “新規作成” を押すごとに、ドラム・インスト欄の最下部に一つずつパーツが 追加されていきます。 35(B1)・・・ というのが、追加された分です。 Snare2 は “40(E2)” ですから、入力ノート・出力ノート を共にそのように変更します。 (入力・出力を個別に設定できるのは、ドラムパッド等 外部のコントローラを使うときに、 各パッドに好きな音色を割り当てられるように・・・でしょうか。 ピアノロールでの配列とは 無関係です) 名前欄には、見やすいように任意のパーツ名を記入しましょう。 あとは通常通り、 ポート/チャンネル、バンク、パッチを指定してやります。 ピアノロールウインドウでの配列も、見やすいように好みで変更すれば、もう完璧です! ![]() 次回からは、ポートやバンク・パッチの設定は全く不要で、トラックのMIDI OUT欄で、 作ったドラムマップを選ぶだけで即、入力を開始できます。 ***************************************** 余談 (一般的なGS音源の場合) 複数のMIDIポートがあるのなら(最近のUSB接続の音源はそうです)、 各ポートそれぞれの10ch に Standard1 と ELECTRONIC を割り当ててやると 手っ取り早いのですが、 MIDIポート が一つしか使えない場合は、音源側の設定も必要になります。 今回の例では、一つのMIDIポート(EDIROL UM-880 MIDI 7)の、 10ch と 11ch とにそれぞれ、Standard1 と Electronic とを割り当ててみました。 その上で、音源側を 11chでも ドラムが鳴るように設定することになります。 (音源の取説を参照して下さい) ROLAND の GS音源なら、次のエクスクルーシブを送信することで、 音源側は自動的に切り替わってくれます。 F0 41 10 42 12 40 1A 15 02 0F F7 11ch を Drums2 として使うためのエクスクルーシブです。 10ch は初期設定のまま Drums1 となります。 ******************************************** ドラムマップウインドウでは、この他にも 「パターンブラシ」 というのが使えます。 プリセット、又はカスタムのリズムパターンを選び、マウスで横方向にドラッグすると ノートがどんどん貼り付けられていきます。 ![]() 例えば、HiHat だけのパターンでも、Kick + Snare + Hat とかのパターンでも可能です。 また、数小節にまたがる長いパターンも登録しておけます。 「概要」でも紹介した、ノートの上のバー表示(ベロシティ値)ですが、 便利ではあるんですが、ウインドウの拡大率を上下・左右ともに、やや大きめに しておかないと、微調整がしにくいですね。このあたりは、改善の余地ありです。 |
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