<SONAR 2.0 レビュー>

優待販売のDMを眺めて迷っている方。 また、SONARの新規購入をお考えの方も、
参考にして下さい。


[ 概要 ]

<見た目>
前バージョンと比べてあまり変わらないんですが、いくつか大きな改良点があります。
まずは、今回のバージョンアップの目玉の一つ、“ドラムエディター” 。

これは写真のように、ピアノロールを発展させたようなもので、大きな特徴は・・・
1トラック内に、複数のドラムキットの任意のパーツを任意の配列で表示できる
ということです。
複数の音源を使っている人はもちろん、一台の音源でも非常に便利な使い方が
出来そうです。
それと、発音を示すマークの上に影のようなバーが付いてます。
このバーの高さがベロシティ値を表し、ここを上下にドラッグすることで、
ベロシティ値の調整ができます。
従来は、発音タイミングの重なった音のベロシティ値を個別に調整するには、
一々プロパティを開く必要がありましたが、1アクションで変更できるようになりました。

もう一つ、通常のピアノロールウインドウもこのように変更されました。

一見なにも変わってないようですが、よく見ると白鍵部と黒鍵部とで、色分けされています。
それと、縦のグリッド線は、16分音符 ・ 三連8分音符 等、9種の細かさから選べます。
前バージョンでは、設定した拍子がそのまんまグリッド線として表示されてましたね。
(このあたりの改良は、もっと早く出来たのでは? という声も・・・)

<Rewire>
何と言っても “ Rewire ” 対応。 これがSONAR2.0最大のウリでしょうか。
他の Rewire 対応アプリと同時に使用することで、完全な同期が可能になります。
代表的なRewire 対応アプリが “Reason” ですね。


<拡大図>

[ Reasonの紹介]
これが Reason です。
面白そうでしょう。
音源 ・ アンプ ・ エフェクター 等の
機材がラックマウントされた
実機風のインターフェースで、
直感的な操作性が魅力です。
尚、左図は縦スクロール約
4画面分をつなぎ合わせた画像で、
実際にはかなりデカイです。

(注)
 
Reason 等、Rewire対応アプリは
 SONAR2.0(及び2.0XL)には、
 付属しません。


下記にデモ版があります。
http://www.propellerheads.se/
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