<Tips>


「仮想デスクトップ」

一つのモニター上に、仮想的に複数のデスクトップを表示させることが出来ます。
ビデオカードのユーティリティーで、そういう機能が使える場合がありますので、
すでにお使いの方も居られるのではないかと思います。
また、SONAR などのアプリケーションでは、負荷が大きく無理なのではないかと、
あえて使わない方もおられることと思います。(私は後者でした。)

Microsoft が非公式に公開しているツールで、Power Toys というのがあり、
Windowsの各バージョンごとに用意されていますが、XP用Power Toysの中には、
「デスクトップ マネージャ」 というツールが含まれていて、四つの仮想デスクトップを
切り替えて使うことが出来ます。
SONAR と、他の大型DXi や Reasonなどを併用する時に、これが利用できれば、
作業効率を飛躍的に向上できそうです。
SONAR から CONSOLE を立ち上げ、下記のような環境で試してみました。

デスクトップ 1


デスクトップ 2


デスクトップ1 にSONARをほぼ全画面で表示。
デスクトップ2 にCONSOLEを表示し、QuadComp・Absynth・Amplitube を
読み込み。
結論から言うと、さすがにこの組み合わせでは、無理でした。
仮想デスクトップを使わなければ、充分実用的に使用できる組み合わせです。
QuadComp か Absynth どちらかを使わなければ、仮想デスクトップでも
問題なく使用できました。
また、VST変換ソフトの類を使用しない環境では、デスクトップ2 に Reason を
表示しても、結構軽く動かすことが可能でした。



このPower Toysの仮想デスクトップは、デスクトップの切り替えや、
常駐・非常駐の切り替え方法が優れているので、この手のユーティリティーの中では、
大変使いやすいのではないかと思います。
一度お試しください。

Microsoft Power Toys ファイル名 Deskman.exe
Power Toys 日本語化ツール

このPowerToysには、Tweakui という、ユーティリティもあり、(ファイル名:Tweakui.exe)
Windowsの “痒いところに手が届く” 的な各種設定が簡単に出来るので、お勧めです。
(すべて、Freeソフトです)

お決まりの文句ですが、使用は自己責任でお願いします。
(使用方法等は、わかる範囲内でお答えしますので、BBSのほうへ。)