<マルチ・ディスプレイのススメ>
今まで、設置場所の関係であきらめてた “マルチ・モニター” ですが、
PCショップで思わず、衝動買いしてしまいました。
何とかなるもんですね。液晶ディスプレイの省スペース性は、想像以上でした。

買ったのは、SONY SDM-X73 17インチ液晶。
使用中の 19インチCRT とのマッチングを考えると、17インチになります。
実際に並べてみると、実画面サイズはピッタリ揃います。


元々デュアル出力には定評のあるビデオカード Matrox G550 と WindowsXP の組み合わせで、
非常に快適です。
WindowsXPの標準的な機能として、複数のモニターの配置を自由に変更することも出来ます。

[図@] Windows 画面のプロパティ


[図A] こんなウルトラC も・・・


一般的な横配置

[図B] 横 2560 × 縦 1024 の広大な画面。 (実サイズ画像 ブラウザ内で縮小表示されると思いますが)
画面サイズの大きいプラグインも、余裕で表示可能です。


[図C] 横 1280 × 縦 2048 (実サイズ画像
縦配置

実際のディスプレイを、縦配置で使うことは少ないと思いますが、
仮想的に縦配置で使うことも出来ます。
ある程度の慣れが必要ですが、 プロジェクトのトラック数が
増えてくると、これも便利です。


「デュアル・ディスプレイをお考えの方に、いくつかアドバイス」

2台のディスプレイの画面サイズは、やはり揃えた方が使いやすいと思います。
CRT(ブラウン管) と 液晶の場合は、“CRT 17インチ と 液晶 15インチ”、
“CRT 19インチ と 液晶 17インチ” が、ほぼ同一サイズになります。

2台目として液晶を買う場合、ビデオ入力がアナログかデジタルか、または両方備えているのかは、
必ずチェックが必要です。パソコン側のビデオカード出力に一致した選択が必要になるわけです。
私が使ってるビデオカード G550 の場合、アナログ/デジタル 又は、アナログ/アナログ に対応出来ます。

省スペースが魅力の液晶ディスプレイですが、機種によってかなり差があり、
設置底面の大きさは当然ですが、画面の枠部分が広いか狭いかによって、相当違いが出てきます。
狭いものでは、枠の幅 14mm程度ですが、広いものは 30mm以上もあるので、設置性だけでなく、
2つの画面が離れることによる見にくさにもつながります。


スペースの他にも、パソコンへの負荷が気になってたんですが、問題ありません。
前にテレビを使って、模擬的なデュアルモニターを試したことがあったんですが、
その時は負荷が大きくて使えないナァ・・・と思ってました。
多分、Tassmanかなにか、一部のソフトシンセが重かったんですね。

Pentium4 1.6GHz 、 Matrox G550 、 WindowsXP の組み合わせで、非常に快適です。
(トリプル・ディスプレイにしたいなぁ。。。)